導入事例

スタートアップから上場企業まで

有名店社食で“ランチ難民”の解消へ| チューリング社が実感した食を通じたコミュニケーションの思わぬ効果

チューリング株式会社
輸送用機器
課題

課題

  • オフィス周辺に飲食店が少なく、いわゆるランチ難民問題が続いていた。弁当デリバリーも似た内容で飽きが生じ、「手頃で美味しく多様なランチを求める声」が社内で高まっていた。
活用方法

活用方法

  • 有名店社食を週1で開催し、毎回違う店とメニューの熱々ビュッフェを楽しむ“社食の日”が定着。社員が自然と集まり、部署を超えて一緒に食べる交流の場として活用。
成果/これからの目標

成果/これからの目標

  • ランチを通じて”美味しい”という体験だけに留まらず、”楽しい”という価値も生まれ社員間交流も活発化。社員から「次はまだですか?」という声が上がるほどの反響が見られた。またランチタイムが自然な交流の場となったことから、採用候補者を招待した活用も開始。今後も”同じ釜のめし”を通じて、事業拡大に向けた組織力向上を支える施策として活用。

概要|ランチ難民対策が社員エンゲージメント向上にも発展

完全自動運転AIの実現を目指し、「We Overtake Tesla」をスローガンに掲げるTuring株式会社(以下、チューリング社)。カメラと独自の基盤モデルを組み合わせた技術開発で、自動運転の常識を覆す挑戦を続けています。 オフィスの立地上ランチの選択肢が少なく、“ランチ難民”という課題が深刻化していました。そこで、有名店の出来立て熱々のメニューを社食として提供する有名店社食サービス「みんなの社食」の試食会を実施。参加者の多くが体験した「温かくて美味しい食事」の満足感に加え、食事中に色々な人とコミュニケーションができる点が決め手となり、導入に至りました。 導入から数ヶ月、社員がリフレッシュしながら食事を楽しめる環境が整備されただけでなく、昼食時の自然なコミュニケーションが増加。さらに、採用候補者とのカジュアル面談の場としても活用されるなど、社内の交流活性化や採用活動においてもプラスの効果が見られています。 *本記事は、Turing株式会社 コーポレート本部 総務チーム チームリーダー 岩﨑氏へのインタビュー内容をもとに構成しています。

(1)企業紹介|チューリング社の事業

あらゆる条件下において車が人間の代わりに運転操作を行う「完全自動運転」の実現を目指すTuring(チューリング)株式会社。「自動運転に必要なのは良い目ではなく良い頭である」というコンセプトを元に、多くのセンサーや高精度地図を用いるのではなく、カメラと独自の基盤モデルを組み合わせた完全自動運転AIの開発に取り組んでいます。 バックオフィス部門ではエンジニア社員が開発に集中できるよう、環境構築・仕組み作成などサポートを多角的に実施。特にコミュニケーションを活発化させる施策が増えてきているといいます。 直近ではシリーズA 1st closeとして153億円の資金調達も実現していて、市場からも大きな注目を集めています。

チューリング社_2

(2)導入前の課題について|「食の満足度」は美味しさが課題に

オフィス周辺には飲食店が少なく、「今日のお昼どうしよう」と悩むいわゆる“ランチ難民”が多く発生。社員数の増加に伴い、対策が求められる状況にありました。 岩﨑氏: オフィスビル周辺だと選択肢が限られていて、センタービルまで足を伸ばすか、駅前のキッチンカーに行くかしかない。距離もありますし、必ずしもみんなが満足できるわけではありません。 当初は、ローカルなお弁当デリバリーを試験的に導入していましたが、メニューの系統が似てしまうことから、「価格は手頃だけれど、たまには違うものや、もっと美味しいものを食べたい」という声が徐々に増えていました。「食の満足度」は次第に社内で重要な課題となっていきました。

チューリング社_3

(3)サービス導入の決め手|試食会で体験した「圧倒的な美味しさ」

より良いランチ体験を求めて社食サービスを比較検討する中で、導入前にスポットでの試食会を実施。 岩﨑氏: 導入にあたってこちらで特に準備するものが少ないという点と、場所をあまり取らないという点が非常にありがたかったです。特別な場所を確保せずに社内で実施できるのは大きなメリットでした。 また社食デリバリーを提供する会社が自社で調理するのではなく、”有名店の料理がそのまま熱々でオフィスで食べられる”という点が特に魅力的だったと話します。 岩﨑氏: 導入前、唯一気になっていたのは「毎週カレーで飽きないだろうか?」という点でした。 むしろ『毎週これが食べられるって、普通にめちゃくちゃ嬉しくない?』という期待の方が大きかったですね。 試食会ではアンケートを取るまでもなく『めっちゃ美味しかった』と言っている人がほとんどでした。 現在、「みんなの社食」にはカレー以外のジャンルのお店も加わり、ラインナップが広がっています。試食会には役員も参加していたため、『これ、美味しいよね』というのが共通認識として生まれて、スムーズに導入に至りました。

(4)導入後に起きた変化|美味しいものがあれば人は集まる

導入前はそれぞれがバラバラに昼食を取ることが多かったものの、今では“社食の日”になると自然と人が集まるようになりました。同社では毎週水曜日*の12時から先着順で配布しており、12時前には既に列ができるほど人気だといいます。 岩﨑氏: 本当に良かったのは、コミュニケーションの場がナチュラルに週1回コンスタントに設けられるようになったこと。 Slackで声を掛けて部署横断のランチを行っていたこともありましたが、わざわざ企画しなくてもみんなが集まるようになりました。 社員たちは思い思いに席に座り、普段関わる機会の少ない他チームのメンバーと一緒に食べるという光景が自然に生まれていたと言います。 岩﨑氏: 社員へのアンケート結果では『みんなで同時に食べて、色々な人とコミュニケーションできたのが良かった』という声が非常に多かったのも印象的です。 社員からのSlackコメント:  「全然毎日食べたいです。」 「水曜はカレーを食べにきています。」「カレーはね。脳汁が出ます。」 「本格的な味が食べれて最高です!後日実店舗に行ったりしています。」 社員から『次はまだですか?』と聞かれるほど、会社に来るきっかけとなっている実感や、”毎週水曜日は美味しいものが食べられる”という安心感も生まれていると言います。 *「みんなの社食」では日替わりで決まった指定の日にメニューをお届けしています。

(5)採用面での好影響|採用候補者が食を通して社員と自然に会話できる場に

採用候補者をオフィスに招く際、「気軽に話せる場を創りたい」と思っても立地の関係で外のレストランへ誘うのが難しいという課題がありました。そこで、有名店社食を実施する日に候補者を招待したところ、ランチをきっかけに社員と自然に会話できる場として機能するようになりました。 岩﨑氏: 人事側も“どうやって場をつくろうか”と悩む必要がなくなり、ランチを通して候補者の方にも会社の雰囲気を正しく伝えられる。 結果的にミスマッチを減らす効果にもつながっていると思いますし、福利厚生としてアトラクティブな要素にもなっていると思います。

(6)今後の期待|社員のモチベーションに繋がることが最優先

「福利厚生は、社員が本当に喜んでくれることが一番」と話す岩﨑氏。食にこだわりのある社員も多い中で、満足してもらうためには品質が重要であり、有名店のメニューだからこそ料理の美味しさやインパクトがモチベーションに繋がっているといいます。 岩﨑氏: 今は週に一回ですが、社員からの反響を踏まえ、頻度を増やしていきたいと考えています。 よりメニュージャンルが拡張していくことを期待しています。 社員のランチ課題の解消だけでなく、モチベーションにも繋がる食事として「みんなの社食」の有効性を実感していただいています。

チューリング社_4
無料で試せる!試食会イベント開催中

無料で試せる!試食会イベント開催中

ご人数分のお食事をオフィスまでお届けし、社内の皆様でご試食をいただけます。実際の味や雰囲気に加えてアンケート結果のレポートをご確認いただくことで、社食導入の効果を事前にご判断いただくことが可能です。

無料ダウンロードはこちら